来月夫と出会った記念日を祝してバルセロナに旅行に行くことにしたのですが、航空券を予約しようとしていて気になりました。スペインの島もしくはセウタに住んでいる場合には、チケットを検索するときに居住者(Residentes)欄にチェックを入れるようになっていて、そこにチェックすると航空券のベースの値段が50%オフになるのです!

 

私達はこの件に関して過去に苦い経験があり、それ以降はその欄を見て見ぬふりをしていたのですが、今回夫の分と私の分を別々に予約して夫の分には居住者割引を適用してみてはどうか?ということになりました。

 

今回使う予定の航空会社はLCCのVueling。

希望の便は普通に探すと席指定と預け荷物ありのもので往復約80ユーロ。
これに居住者割引を適用すると26ユーロぐらい安くなって約54ユーロになります。

ベースの値段のみが50%オフになるということで、空港使用料とかはそのままなので合計が半分になるわけではないですがお得感があります。

これで夫の分を予約して私の分は普通に一番安いのを予約しようと思っていたのですが、そうこうしているうちに夫が途中で別々に予約することにためらいを感じ始めたようです。

 

彼は外国人居住者には割引が適用されないのか、ググり始めました。

 

・・・と、しばらくカタカタやっていたと思ったら、どうやら2012年に法律(?)が変わって外国人居住者にも使えるようになっていたらしいです。

 

私達の苦い経験というのは2008年頃にバルセロナにとあるバンドのコンサートを見に行ったとき、私の分も居住者割引適用チケットを購入したら、当日空港でNIEを持っていても外国人には使えないと言われてチケットを買い直す羽目になったことがあったのでした。

 

それも、どうやら2012年に状況が変わったようですので、今回は私の分も居住者割引を適用してみることにしました。

 

ちなみにVuelingにも電話して確認しておきました。(夫が)
旅行用の証明書を市役所でもらってそれを持って行けばいいみたいです。

 

2泊3日の短い旅行なのでスーツケースは一つでいいんじゃない?ということで、夫の席種と私の席種を別々にすることになり、結局は予約も別々になりました。

 

来月無事に飛行機に乗り込めましたらまた事後報告したいと思います。
もちろん買い直しになったときにも。

 

…で、事後報告です。

 

全く問題なく乗れました。

 

LCCのVuelingで行ったので当然オンラインチェックインだったのですが、当日夫の分のスーツケースを預けるためにチェックインカウンターに行ったときに私の分もNIEを提示したところ、証明書を見せろと言われたので、市役所のホームページから表示させてプリントアウトした以下の証明書を提示しました。(操作は夫なので細部は知らない)

 

 

ドキドキしながら渡したのですが、ちらっと見ただけでOKで、紙のボーディングカードをもらいました。

 

証明書はわざわざ市役所に取りに行かないといけないのか…と思っていたら、ホームページからプリントアウトできる時代になっていたんですね。便利ですねー!(しかも6ヶ月間有効)

 

今回は夫のスーツケースがあったのでカウンターでチェックしてもらいましたが、オンラインチェックインしてゲートに直接向かう場合には搭乗時にチェックされるのだと思います。

 

ちなみに帰りの時にもチェックされるかと思って搭乗の際に用意してたんですが、必要ありませんでした。
往路一回チェックすれば充分なのかもしれません。

 

というわけで結論は、スペインの諸島地区居住者向け航空券割引はNIEを持っていれば日本人でも使えるということでした。

 

これがあれば、もっと気軽にバルセロナに行くことが出来そうなので、とてもうれしいです。
あ、しかも来月からだったか、75%オフになるらしいのでますます使えそうです!