あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめたという本を読んでからというもの、糞便移植したいようなしたくないような、いやでもやっぱりしたいかも…というようなはっきりしない気持ちで悶々としていたのですが、微生物叢を変える方法がその他にもあるのでは?と、ふと思いました。

 

微生物といえば結構前からEM(有用微生物群)というものが存在していることを、震災後のツイッターなどで知っていたのですが、その当時は微生物や細菌と聞くと、何か悪さをしそうなイメージが先行してしまって近寄らないようにしようとしていたのでした。(CMとかの影響ですかね)

 

ずっとその存在は忘れたままだったのですが、とあるメールマガジンにEMのことが書かれていたのを読み、そういえばEMって微生物だったよね…と思いだしたのでした。

 

それから色々とEMについて検索し、EMに関する本を読んでみたところ、これはいけそうだ!という感想を持つに至ったので、日々の生活に導入することを決心したのでした。

 

とりあえず500ミリリットル入りのEMを購入して、以下の写真のようにEM活性液というものを作り始めました。

 

EM自体は農業用資材として開発されていますので、飲んだり体につけたりということは販売元さんは全く推奨していないと思いますが、私はそれをやっています。(ちなみに飲むために微生物の生成した有効成分だけを抽出したものが販売されています→EM・X GOLD

 

色々調べているうちに、EMというものはトンデモカテゴリーに入れられていて、目の敵にされたり、あからさまな攻撃を受けたりすることも多いのかな…という印象を受けましたが、まぁそんなことは自分で試してみんと分からん!ということで、始めてみました。

 

私の使い方としては、朝に25ミリリットルぐらいEM活性液をそのまま飲み、約100倍に希釈した活性液をスプレイヤーに入れて、皮膚や髪にシュッシュしたり、洗顔の際にはしたたるぐらい顔にたっぷりかけて目にも入るようにして普通に洗顔し、タオルで拭き取っています。

 

シャワーの後には水分を拭き取ってから活性液を全身にシュッシュしています。

 

髪の毛をセットするときにも便利ですね。スプレイヤーでシュッシュするとまとまりやすいですし、ドライヤーで乾かすときに失敗したあっち向きの髪の毛とかも直ります。なんとなくセットした髪が崩れやすいような気もしています。

 

これで本当に私を取り巻くマイクロバイオームは改善しているのかどうかは分かりませんが、夫の水虫の足にシュッシュしていたらむけむけだった皮膚がキレイになってきていますし、足の臭いもなくなっていますので、変化はあるものと思っています。

 

この習慣は今年の3月半ば位から始めたのですが、今年に入ってからは筋トレとかストレッチとか糖質制限も始めているので、どれが一番効いているのかは分かりませんが、以前と比べると体調は良く、気分的にも色々と行動しやすくなっているように感じます。

 

あ、あと歯磨きにも使ってます。100倍のEM活性液でガラガラクチュクチュうがいした後に歯ブラシを浸してから磨いています。夜は歯磨き粉付きの電動歯ブラシも併用。最後にまた100倍活性液でうがいして終わりです。

 

どうでもいいことですが電動歯ブラシって歯間の食べかすがあんまり取れないですね。以前使っていた歯ブラシは奥歯の食べかすをモリモリ掘り起こしてくれたので、その効果を期待して今年はフィリップスのダイアモンドクリーンとかいうちょっと高いのを買ってみたんですが、全然ダメでした。とりあえず歯の広い面がつるつるになるのと、一番奥など磨きにくいところをがーっと磨いてくれるので使っていますが、メインはやはりデンターシステマしっかり毛腰コンパクト かためです!

 

こんな感じで夜と朝、磨いて結構すっきり感ありだと思っています。そういえば、以前はのどの辺りからなんとも臭うような感じがあったのですが、それが無くなったかもしれません。最近は、どうやったら掃除できるのか…と手をのどに突っ込もうとすることがなくなりました。

 

…と言うふうに私としては快適に使っているのですが、腸内環境まで有用微生物群が生きて届いているのかどうか知るよしもありません。便の色が緑色のことが多いですが、毎日ほうれん草を食べているからかもしれません。とりあえず、便秘に困ることはないので、快便といえば快便です。

 

上記の本に書いてあったか、他の本に書いてあったか忘れましたが、便の半分の重量は細菌らしいですね。以前は食べたものの残りカスだとばかり思っていました。結構衝撃的です。

 

私は高校生の時から便秘で苦しんだことがありましたが、これはもしかして、じんましんで皮膚科に通った時に抗生物質が処方されていて、それ故にその当時私の腸内フローラが壊滅させられてしまっていたのかも…と今となっては想像させられます。

 

その後に始まったのかどうかは覚えていませんが、お腹の中にすぐにガスがたまってしまい、授業中に何回もトイレに行きたくなるとか、お腹が変な音を出してテスト中の静けさが耐えられなかった…とか辛い記憶があるのですが、それも実は抗生物質のせいだったのではないかと疑っているのが、冒頭の糞便移植の悩みに繋がります。

 

今の子供達の中にもあるいは仕事中のサラリーマンやOLの方々の中にも、当時の私と同じような苦しみを味わっている人がいるのではないか?と勝手な想像でしかないのですが、勝手に心配してしまいます。

 

あと、これもどの本からだったか忘れましたが、人間の体の中の、口→のど→食道→胃→小腸→大腸→直腸→肛門の中って体外だったんですね。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、体の中に一本の管が通っている感じ。曲がったり広がったりしていますが。で、その管の内側は体の外ということです。

 

これはお医者様や医学を勉強した方には常識かもしれませんが、私としては衝撃でした。外側ということは微生物が侵入することも可能なわけで(変なものが入ってこないように体が阻止する働きはあるとは思いますが)、というか、表面は微生物だらけっていうことですよね。

 

これはどうにかして、変な菌が私の中の体表面を占拠してしまわないように、上から下から有用微生物群で守らなければ!と思ってEM活性液をシューシュー拭きかけている次第です。

 

下からと書きましたが、あんなところに(前も後ろも)直接スプレーしたり、生理時のナプキンや、パンティーライナーなどにシュッシュしてたりします。これも効いているのかは分かりませんが、しばらく続けて行ってみようと思います。

 

…こんな変なことを試している人間もいますので、みなさんもどうぞ、色々な方法でマイクロバイオームの改善を試みて下さいね。